【大津市版】建物の増築・未登記のままだと費用が倍?後から登記するデメリットとは

建物を増築したけど「とりあえず登記は後でいいか」と後回しにしていませんか?

実は、未登記のまま放置すると、後から登記する際に費用が大幅にかかるケースが多く、
相続や売却時にトラブルの原因にもなります。

この記事では、
✅ 増築部分を未登記のまま放置した場合のデメリット
✅ 登記にかかる費用や手間の違い
✅ 大津市での事例と注意点

について、土地家屋調査士の視点からわかりやすく解説します。

■ 増築したのに登記しない人が多い理由とは?
建築確認だけで満足している

登記の義務があることを知らなかった

「どうせ誰にもバレない」と思っていた

しかし実際には、未登記のままだと下記のようなリスクがあります。

■ 未登記のまま放置するリスク3選

① 相続時に「余計な測量・調査費用」が発生

→ 増築部分の登記がないと、建物全体の面積や構造が不明で、
 相続登記や遺産分割の前に「表題登記+変更登記」が必要になります。
 ➡ 費用が2〜3倍になることも

② 売却時に「住宅ローンが組めない」事態に

→ 金融機関は「登記簿どおりの建物」でなければ担保として認めない場合が多数。
 ➡ 売却話が破談に…

③ 固定資産税が過少申告とみなされる可能性も

→ 税務調査で発覚すれば、遡って追徴課税される恐れあり。

■ 【比較表】増築登記を「すぐやる」or「放置する」場合の費用と手間の違い

タイミング 必要な登記 費用目安(大津市) 手間・注意点
増築後すぐ表題変更登記のみ10〜20万円前後 手続きも比較的スムーズ
10年以上放置表題登記→変更登記→調査追加25〜50万円超も増築時の図面・確認申請書類が見つからず、調査費増加

■ 大津市の未登記増築トラブル事例(実話)

● ケース1:大津市南郷

増築して15年未登記。売却時に登記が必要となり、
測量から図面作成・隣接確認まで行い、結果的に35万円の追加費用+売却時期が2ヶ月遅延

● ケース2:大津市堅田

相続で増築部分の建物が未登記と判明。
相続人全員から同意を取ってから登記作業となり、
トータルで登記費用+相続登記費用が60万円超

■ なぜ今「早めの登記」が重要なのか?

登録免許税などのコストが低いうちに済ませられる

書類(確認申請・工事契約書など)がまだ手元にある

増築部分が小規模なら登記もシンプルで済む

放置するほど、「手間」「時間」「費用」がすべて倍増する傾向にあります。

■ 大津市での対応エリア・サポート内容

当事務所では、大津市内全域(堅田・瀬田・膳所・唐崎・南郷ほか)にて
増築後の建物登記・未登記部分の確認・測量・境界調査をワンストップで対応しております。

相続診断士・土地家屋調査士として、
将来的な「相続」「売却」リスクもふまえたアドバイスが可能です。

公式サイトはこちら|竹内貞直 土地家屋調査士事務所

増築部分の図面が手元にない

工務店に頼んだけど登記されていないかも

相続・売却に向けて不安がある

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📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


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