相続した実家が遠方にある人が最初に確認すべき3つのこと

― 登記・解体・売却で詰まらないために

「相続した実家が県外にある」
「忙しくて、まだ一度も見に行けていない」
「とりあえず相続登記だけすればいい?」

この状態で動き出すと、
かなりの確率で途中で止まります。

実際、遠方の実家が絡む相続相談では、

  • 登記が進まない
  • 解体できない
  • 売却が白紙になる

というケースが後を絶ちません。

原因はシンプルで、
👉 最初に確認すべきことを確認していないからです。


遠方の実家で「相続が止まる」本当の理由

遠方の実家が絡む相続では、
次のような流れで止まることが多いです。

  • 相続登記をしようとした
  • 司法書士から「この建物、登記されてませんね」と言われる
  • 解体しようとしたら「滅失登記が先です」と止められる
  • 売却直前で「そもそも名義が整理できていない」と判明

👉 問題は後から出てくるのではなく、最初から存在していたのです。


最初に確認すべき3つのこと(超重要)

① 建物は「登記」されているか?

まず最優先で確認すべきは、これです。

✔ 建物が登記されているか
✔ 一部だけ未登記になっていないか
✔ 増築・減築が反映されているか

遠方の実家では特に、

  • 母屋は登記済み
  • 増築部分だけ未登記

というケースが非常に多い。

👉 この状態のままでは、
相続登記も、売却も、解体も止まります。


📲 まずは写真と状況を送って確認

LINEで
・固定資産税の明細
・建物の外観写真
これだけでも判断できます。


② すでに壊れていないか?

次に確認すべきは、

✔ すでに建物が取り壊されていないか
✔ 空き家だが、倒壊・半壊していないか

意外と多いのが、

「もう10年以上前に壊したと思うんですが…」

というケース。

しかし、
滅失登記をしていなければ、法的には“建物は存在する”扱いです。

👉 解体後に放置されていると、
相続手続きで必ず引っかかります。


③ 相続人は誰か?何人いるか?

遠方の実家ほど、
この問題が後から深刻化します。

✔ 相続人は確定しているか
✔ 連絡が取れない人はいないか
✔ 数次相続になっていないか

建物が未登記のまま時間が経つと、

  • 相続人が増える
  • 同意が取れない
  • 登記に必要な書類が揃わない

👉 登記以前に、話が進まなくなるのです。


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「今やるべき順番」を整理します。


先に確認しておけば防げた実例

滋賀県在住の方で、
実家は県外(遠方)。

「相続登記だけ先にやろう」と動いたところ、

  • 建物の一部が未登記
  • しかも、すでに一部減築済み
  • 図面なし

結果、
👉 司法書士の手が止まり、すべて中断。

最初に
「建物は登記されているか?」
これだけ確認していれば、
無駄な動きをせずに済んだ案件でした。


結論:遠方の実家は「登記の有無」だけでも早く知る

遠方の実家の相続で大切なのは、

❌ 全部一気にやろうとしない
⭕ まず「登記されているか」を確認

これだけで、

  • 相続登記
  • 解体
  • 売却

すべての流れが変わります。


土地家屋調査士 × 相続診断士 竹内貞直コメント

相続の相談で感じるのは、
「知らなかった」だけで詰んでいる方が本当に多いということです。

特に遠方の実家は、
現地に行く回数が限られる分、
最初の判断ミスが致命的になります。

「まだ何もしていない」
その段階こそ、一番リスクが低い。

早めに状況を整理するだけで、
将来のトラブルはほぼ防げます。


📲 遠方の実家・相続の初動チェック

✔ 実家が遠方
✔ 未登記かもしれない
✔ 解体・売却を考えている
✔ 司法書士から「調査が必要」と言われた

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