「土地を売る・買う」とき、登記や測量の準備はできていますか？
土地を売買するときには、価格交渉や契約書だけでなく、登記や境界に関する準備もとても重要です。
これをおろそかにすると、あとでトラブルになったり、予定通りに取引ができなかったりすることも…。
✅ 土地売買前に確認すべきポイント５つ
チェックポイント 内容
① 登記簿の名義 現在の所有者が誰か？相続登記は済んでいるか？
② 境界の有無 境界杭があり、隣地とのトラブルがないか？
③ 地積と実測面積の差 登記面積と実際の面積が違う場合、地積更正登記が必要
④ 土地の地目 宅地・田・畑など。現況と違えば地目変更登記が必要
⑤ 公道・私道との接道状況 接道義務を満たしていないと建物が建てられないことも
🛠 土地の売却時に必要になる登記・調査手続き
▼ よく必要になる登記・測量の例
手続き 目的
境界確定測量 隣地・官地との境界を明確にする（買主から強く求められる）
地積更正登記 登記簿の面積と実測が異なるときに修正する
合筆登記 複数の土地をまとめて一筆にする
地目変更登記 田や畑を宅地に使っている場合に、地目を「宅地」に変更する
相続登記 売主が故人のままなら、まず相続登記が必須
💬 よくあるご相談（Q&A）
Q. 「現況有姿」で売るつもりなので、登記や測量は不要では？
→ 実際は買主や不動産会社が「境界確認済」「実測面積での取引」を求めてくることが多く、事前に準備しておいた方がスムーズです。
Q. 古い土地で、境界杭も図面もありません…
→ 土地家屋調査士による現地調査・資料収集・測量で境界を明らかにできます。
公図や法務局の資料だけでは不十分なこともあります。
Q. 農地として登記されている土地を宅地として売るには？
→ 農地転用許可＋地目変更登記が必要になる可能性があります。専門家にご相談を。
🧭 土地売買をスムーズに行うために
土地は高額な不動産取引。少しの登記ミスや境界トラブルが、大きな損失や信用問題につながります。
だからこそ、「売る前」に専門家による準備・確認が重要です。
👨💼 土地家屋調査士がサポートします！
滋賀県大津市の当事務所では、
✅ 売買に必要な「境界確定測量」
✅ 面積修正の「地積更正登記」
✅ 登記簿の調査・名義変更手続き
などをトータルでサポート！
不動産会社さま・司法書士さまとの連携も万全です。
土地を売る予定の方、まずはお気軽にご相談ください。
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土地や建物が「不動産登記簿」に登録されていない状態のこと。
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