実家を残す or 売る?家族の思いを整理するための判断材料

相続をきっかけに、誰も住まなくなった「実家」の扱いに悩むご家族が増えています。

• 「できれば残したい。でも管理や税金が…」
• 「売ると親に申し訳ない気がする」
• 「兄弟で意見が割れてまとまらない」
そんなお悩みを前に、実家をどう扱うかの判断軸をもたずに議論を始めてしまうと、かえって家族関係にヒビが入ることも。
そこで今回は、“実家を残す or 売る”を冷静に考える判断材料をご紹介します。


■ 1. 「所有」には費用がかかるという現実

実家を残した場合、以下のようなコストが継続的に発生します。
費用項目 内容
固定資産税 毎年数万円〜数十万円
修繕・維持費 雨漏りや老朽化の対策など
管理コスト 空き家見回り・草刈り等
登記費用 相続登記が未済なら手続き必要
「住まない実家」を持ち続けるには、それなりの覚悟が必要です。


■ 2. 売却には「境界と登記」の整備が必須

売るという選択をするなら、以下の準備が必要です。
• ✅ 境界の確定(隣地との合意・立会い)
• ✅ 測量(地積の正確な把握)
• ✅ 登記の名義変更(相続登記)
• ✅ 未登記建物の有無確認
境界未確定・登記ミス・未登記建物があると、売却活動自体がストップすることも。
➡ 早めに調査・整備を進めておくと、いざという時にスムーズです。


■ 3. 家族の「感情」にも配慮を

実家には多くの人にとって思い出や親の気配が残ります。
• 親の遺志がどうだったか?
• 誰が手をかけて守ってきたか?
• 地元との関係や地域貢献の思い
こうした感情的背景を無視して「売るべき」「残すべき」と進めると、かえって話がこじれるリスクがあります。


■ 4. 相続診断士としての視点|“家族の共通認識”がカギ

相続診断士の立場から感じるのは、「判断がつかない状態で放置」する危険です。
• 相続登記をせず放置 → 所有者不明土地化
• 意見が割れたまま放置 → 修繕や税金の負担が一方に
• 実家に誰かが住んでいる場合 → 将来的な権利関係が複雑に
だからこそ、家族全員で「実家をどうしたいか」を話し合うための情報整理と専門家の関与が重要です。


【コメント|土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直】

実家の相続では、「気持ちが整理できていない」状態がいちばんのリスクです。
遺品整理一つとっても、すごく労力がいりますそれだけ、故人の遺品を整理するのは大変だということです。
ましてや、不動産の管理・名義変更ともなると一人では手に負えないほどのプレッシャーです。

名義変更の準備をきっかけに、どんな不動産があり、資産価値はいくらなのか?
家族で話し合い、だれがどの不動産を継ぐかを決めてください。
微力ながら相続の専門家として、「実家のこれから」を一緒に考えるお手伝いをさせていただきます。


▶ 判断材料チェックリスト

項目 YES / NO
実家に今住んでいる人はいる?
将来、誰かが住む予定がある?
固定資産税の負担に耐えられる?
建物の老朽化は進んでいる?
登記や境界は整っている?

家族で実家の扱いについて話し合ったことがある?

「NO」が多い方は、一度専門家にご相談されることをおすすめします。

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📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


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