【銀行はここを見ている】未登記建物があると融資が止まる本当の理由|審査の裏側【滋賀県大津市】

「なぜ急に融資が止まったのか?」

売却直前。

買主の住宅ローンも事前審査OK。
不動産会社も問題なしと言っていた。

それなのに――

銀行から突然の連絡。

「建物の登記関係で確認が必要です」

ここから、話が止まります。


銀行が最初に見るのは「担保の確実性」

銀行は感情ではなく、
担保価値の安全性で判断します。

チェックしているのは主にこの3点です。

① 建物は法務局に登記されているか
② 面積・構造が現況と一致しているか
③ 増築・未登記部分はないか

ここで問題になるのが
未登記建物です。


未登記建物とは何か(銀行の認識)

未登記建物とは、

法務局に建物の登記記録が存在しない状態のことです。

固定資産税を払っていても、
課税台帳に載っていても、

👉 法務局に登記がなければ「担保評価できない建物」扱いになります。

銀行はこう考えます。

「登記されていない=法的に裏付けがない」

つまり、

評価できない
担保に入れられない
万一の処分が不確実

という扱いになります。


銀行の内部ではこう判断される

融資担当者は現地を見ません。

提出された

・登記事項証明書
・公図
・建物図面

これだけで判断します。

もし、

✔ 建物が登記されていない
✔ 面積が合わない
✔ 増築部分が未反映

この場合、社内稟議は通りません。


実際に大津市で止まったケース

・築50年の住宅
・物置が未登記
・サンルーム増築あり

固定資産税は払っていました。

しかし銀行の回答は明確。

「未登記部分の是正が完了するまで融資実行不可」

売買契約は延期。

買主は不安。
売主は焦り。

ここで初めて「未登記」が問題になります。


なぜ売却直前まで気づかないのか?

理由は簡単です。

固定資産税が来ている
住めている
役所から何も言われない

だから大丈夫だと思ってしまう。

しかし、

銀行は「登記しか見ない」

ここが最大の落とし穴です。


特に危険なのは相続不動産

相続物件では、

・被相続人名義のまま
・古い未登記建物
・増築未反映

これが非常に多いです。

古い未登記建物の実務対応については
▶ 「古い未登記建物を今から登記するには?必要書類がない場合の最短手順と実務対応【滋賀県大津市】」で詳しく解説しています。


銀行が嫌がる3大ポイント

① 未登記建物
② 面積相違
③ 違法増築疑い

これがあると、

✔ 融資減額
✔ 条件付き承認
✔ 実行延期
✔ 最悪否決

になります。


「今は売らない」人ほど危険

問題は、

売却を決めてからでは遅いことです。

登記是正には
通常1か月前後。

買主が待てなければ
契約解除です。


だから事前確認が必要

銀行に指摘される前に、

✔ 建物が登記されているか
✔ 面積は一致しているか
✔ 未登記部分はないか

確認するだけでリスクは激減します。


まとめ|銀行は甘くない

銀行は

「固定資産税を払っているから大丈夫」

とは考えません。

登記が全てです。

未登記建物は
売却時に“爆弾”になります。


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※この記事は、未登記建物の相続・売却・登記相談の実例をもとに、
滋賀県大津市の土地家屋調査士が解説しています。

「自分のケースで登記できるのか分からない」
「書類が何も残っていない」
という段階でも問題ありません。

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国土地理院|地積測量図・地図整備について
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