遠方の実家が空き家に…

建物登記を放置すると「その瞬間」に止まります


【最初に|よくある相談】

「実家はもう空き家。誰も住まないから問題ないと思っている」
「遠方だし、建物の登記までは手が回らない」

実はこの判断、
あとで一番“身動きが取れなくなる”典型パターンです。

空き家そのものでは困っていなくても、
あるタイミングで突然、手続きが完全に止まります。


【Q|よくある質問】

遠方にある実家が空き家です。
建物の登記(未登記・滅失登記)は、今すぐやらないとダメですか?


【A|結論】

結論から言うと、

「今は困らなくても、
売却・解体・相続の場面で必ず止まります。」

実際、次のケースが非常に多いです。


【実際によく起きているトラブル】

  • 解体業者に依頼したら
     👉 「建物の登記がない(または残っている)」と言われ、工事ストップ
  • 売却が決まりかけた段階で
     👉 「先に滅失登記をしてください」と不動産会社から指摘
  • 相続を先延ばしにしている間に
     👉 相続人が増え、話がまとまらなくなる

遠方の場合ほど、
「また今度でいいか…」
が積み重なり、結果的に一番大変になります。


【見落とされがちな重要ポイント】

建物の登記は、

  • ✔ 住んでいなくても
  • ✔ 空き家でも
  • ✔ 遠方でも

「必要になるタイミングは必ず来ます」。

そのときになってから動こうとすると、

  • 書類が見つからない
  • 現地確認が必要
  • 相続関係が複雑化

と、手間も費用も一気に増えます。


【土地家屋調査士 × 相続診断士 竹内貞直のコメント】

遠方の空き家についての相談で多いのが、
「まだ使う予定がないから、何もしなくていいと思っていた」という声です。

しかし実務では、
**“何かしようとした瞬間に、登記がネックになる”**ケースばかりです。

特に相続が絡むと、
建物が未登記・滅失未了のまま放置されていることで、
相続手続き全体が止まることも珍しくありません。

「今すぐ登記が必要かどうか」
それを判断するだけでも、早めに確認しておく価値はあります。


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※この記事は、未登記建物の相続・売却・登記相談の実例をもとに、
滋賀県大津市の土地家屋調査士が解説しています。

「自分のケースで登記できるのか分からない」
「書類が何も残っていない」
という段階でも問題ありません。

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「未登記建物とは?」

所有者が不明確で、土地や建物が「不動産登記簿」に登録されていない状態のこと。

一般的に「登記漏れ」、「登記忘れ」、「登記されてない」「登記必要?」の建物と呼ばれています。

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📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


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