親族が協力してくれない!書類が一部しかない未登記建物を相続する方法

「相続人の一人が協力してくれない…」
「昔の書類が見つからず、登記が進められない…」

未登記建物を相続するとき、こうしたトラブルは珍しくありません。
放置すれば、相続人がさらに増え、状況はどんどん複雑に…。

今回は、親族の協力が得られない場合・必要書類が揃わない場合の解決策とリスクを、現場の土地家屋調査士がわかりやすく解説します。

よくあるケース

遠方の親族が「面倒だから」と印鑑を押してくれない

そもそも連絡が取れない相続人がいる

固定資産税の納税通知はあるが、建築確認済証・契約書が見つからない

法務局で公図を取ったが、建物が登記されていない

対処法① 書類がない場合の代替手続き

所有者で間違いない旨の上申書+印鑑証明書

第三者による証明書(近隣住民や親族)+印鑑証明書

古い固定資産税課税台帳や家屋課税台帳の写し

これらを組み合わせることで、法務局に建物表題登記の申請が可能です。

対処法② 親族が協力しない場合の選択肢

家庭裁判所の調停・審判を利用して、遺産分割協議書を作成

弁護士を通じて、相続人に連絡を取り、法的に手続きを進める

協力してくれる相続人だけで登記する場合もあるが、後々争いの原因になりやすいので注意

放置するとどうなる?

相続人がさらに増え、全員の署名・押印が必要になり登記がほぼ不可能に

売却や解体、リフォームができない状態になる

固定資産税だけを払い続ける「負動産」化

土地家屋調査士×相続診断士 竹内貞直専門家コメント

「現場で一番多いのが『書類が見つからない』と『親族が動いてくれない』というご相談です。

書類がなくても、上申書や第三者証明などの代替手段がありますし、相続人が協力してくれない場合も、調停や弁護士介入で手続きを進める方法があります。

ただ、放置すると相続人がさらに増え、連絡が取れない疎遠になる人も出てきます。

昭和のころまでの、地元に兄弟姉妹が住んでいて、横のつながりが強い場合には、今後の付き合いもあるので、自己主張をすることは今後の為にならないので、もめることもなかったと思いますが、現在は、地元に兄弟がいること自体少なくて、顔を合わせるのはお盆と正月しかない。

そんな繋がりしかない時代ですので、自己主張もつよく相続では必ずもめます。片親だけでも生きていれば抑えがききますが、両親ともになくなっていれば言わずもがなです。そんな抑えもきかない親族は他人よりたちが悪いのです。

実際、そんな手間のかかる相続人、数人、又は十数人の相続人が必要書類に署名しなければならないことは、普通に当たり前で、相続登記だけでもめて数年かかるケースはざらです。

『今は揉めていないから大丈夫』と思っても、時間が経つほど協力を得るのが難しくなるのが現実です。

当事務所では、現地調査・法務局調査・相続人調査を一括で行い、最適な解決策をご提案します。まずは現況を把握することから始めましょう。」

まとめ

✅書類がなくても、代替書類で登記は可能

✅親族が協力しない場合は、法的手段も検討

✅放置すればするほど相続登記は困難になり、資産価値が下がる

「協力してくれない親族がいる」「書類が揃わない」という方は、まず現状確認のための相談をおすすめします。
早めに動けば、解決までの時間とコストを最小限に抑えられます。

【相談無料】相続・不動産のことでお困りでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。

👉無料相談はこちら

連絡先や相談案内(連絡先・住所・電話番号・メールアドレス)

〒520-0232滋賀県大津市真野2丁目2番44号

相続と未登記建物の専門家

土地家屋調査士×相続診断士 竹内貞直

💬 LINE公式アカウントからも簡単にご相談いただけます

📘今だけ!相続でお困りの方に「相続3点セット」無料プレゼント中【LINE登録者限定】

✔ 相続って何から始めればいいの?
✔ 調べても難しくてよくわからない…
✔ 手続きが遅れると損するって本当?

そんな方のために、相続の“最初の一歩”をサポートする
相続3点セット(無料PDF) をご用意しました!

▶︎ 友だち追加はこちら

📲 スマホの方はこちらのQRコードを読み取ってください

📞 お電話でのお問い合わせ:077-532-3172

📩メールでのお問い合わせ:office.mano2.2.44@gmail.com

🌐 詳しくは公式サイトをご覧ください → https://sokuryou-touki.com

🏠 HPトップページへ
 👉 ご相談・お問い合わせは、竹内貞直 土地家屋調査士・相続診断士事務所のトップページへどうぞ。

📍 地域の皆様へ
 👉 「滋賀県大津市やその周辺で、土地・建物の相続や名義変更にお困りの方へ」

📘 「相続診断士とは」
 👉 「相続診断士は、円満な相続を実現するために早期の課題発見と対策を提案する専門家です。初回相談無料で対応しております。」

📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です