見た目より広い!? 増築部が未登記の空き家が相続の分け方を難しくする理由


「この家、思ったより広くない?」…でも登記上は“狭い家”?

相続時、家の広さや価値を基に財産を分け合うケースは多いですが、
実際の広さと登記上の広さが違っていた場合、大きなトラブルになりかねません。
特に問題になりやすいのが、「増築部分が未登記のまま」になっている空き家です。


登記と評価額がズレることで、分割が不公平に?

● 相続の現場で起きる「想定外の評価ミス」
遺産分割においては、不動産の「評価額」を元に公平性を判断します。
しかし、建物の一部が登記されていなければ、評価自体が過少に見積もられる可能性があります。
結果的に――
問題例 内容
✅ 建物の価値が実際より低く見積もられた 他の相続人との公平性に欠ける分割に…
✅ 固定資産税評価額に差が出た 課税上の不平等が発生

✅ 登記と実態に差があることで売却トラブルに発展 買主からの指摘で発覚


実際の事例:2階を増築した空き家での分割トラブル
父が建てた空き家に、後から2階を増築。
登記は1階部分しかされておらず、建物評価は800万円。
しかし実際には、2階部分を含めると評価額は1,300万円相当。
この誤差が、兄弟間での遺産分割協議を難航させる原因となったのです。


なぜ「登記していない建物部分」が見落とされるのか?

• 「昔の増築だから大丈夫」と思い込んでいた
• 親が増築後に登記をせず、相続人が気づかなかった
• 固定資産税通知に記載がないため見逃していた


相続前にしておくべき3つのチェックポイント

✅ 1. 建物の現況を実測・確認
現地調査や図面確認により、増築の有無を把握します。

✅ 2. 建物登記簿と実態の差をチェック
登記されていない部分がないか、プロの目で調査。

✅ 3. 相続前に評価を見直す
税理士や調査士と連携し、正確な不動産評価を準備。


まとめ:登記の“ズレ”が相続の“不平等”を生む

増築未登記の空き家は、登記と実態にズレがあるため、
不動産評価に誤差が出やすく、遺産分割協議を難しくする要因になります。
「見た目は立派だけど、登記上は狭い家」――
その状態のままでは、相続人間の不信感や争いにつながる可能性も。
事前の調査と登記整理で、正しい評価・円満な相続を目指しましょう。


土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直コメント

相続の現場では、登記と実際の建物が一致していないことで評価が狂い、分け方そのものが公平でなくなることがあります。
増築や未登記の部分がある場合は、必ず実測・調査を行い、登記を整えることが重要です。
公正な分割のためにも、事前にご相談いただければと思います。

【相談無料】相続・不動産のことでお困りでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。

👉無料相談はこちら

連絡先や相談案内(連絡先・住所・電話番号・メールアドレス)

〒520-0232滋賀県大津市真野2丁目2番44号

相続と未登記建物の専門家

土地家屋調査士×相続診断士 竹内貞直

💬 LINE公式アカウントからも簡単にご相談いただけます

📘今だけ!相続でお困りの方に「相続3点セット」無料プレゼント中【LINE登録者限定】

✔ 相続って何から始めればいいの?
✔ 調べても難しくてよくわからない…
✔ 手続きが遅れると損するって本当?

そんな方のために、相続の“最初の一歩”をサポートする
相続3点セット(無料PDF) をご用意しました!

▶︎ 友だち追加はこちら

📲 スマホの方はこちらのQRコードを読み取ってください

📞 お電話でのお問い合わせ:077-532-3172

📩メールでのお問い合わせ:office.mano2.2.44@gmail.com

🌐 詳しくは公式サイトをご覧ください → https://sokuryou-touki.com

🏠 HPトップページへ
 👉 ご相談・お問い合わせは、竹内貞直 土地家屋調査士・相続診断士事務所のトップページへどうぞ。

📍 地域の皆様へ
 👉 「滋賀県大津市やその周辺で、土地・建物の相続や名義変更にお困りの方へ」

📘 「相続診断士とは」
 👉 「相続診断士は、円満な相続を実現するために早期の課題発見と対策を提案する専門家です。初回相談無料で対応しております。」

📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です