はじめに
「未登記建物でも火災保険に加入できるのか?」
これは相続や空き家問題でよくご相談いただくテーマです。
結論から言うと 未登記建物でも火災保険に加入できるケースはありますが、注意点が多い ため要確認です。
今回は、未登記建物と火災保険の関係について、土地家屋調査士・相続診断士の視点からわかりやすく解説します。
未登記建物とは?
未登記建物とは、法務局に登記されていない建物のことをいいます。
例えば次のようなケースが多いです。
建築後に登記していない
増築部分が未登記のまま
古い離れや倉庫が未登記
相続したが名義が父母のまま放置されている
未登記建物でも火災保険に入れるのか?
火災保険の加入に 登記の有無は必須条件ではありません。
保険会社は登記簿よりも「建物の存在と所有関係」を確認できれば契約可能な場合が多いです。
ただし次のような書類や確認が必要になるケースがあります。
固定資産税の課税明細書
建物の評価証明書
建築確認申請書や検査済証
現地調査(保険会社の担当者による確認)
未登記建物で火災保険に入るときの注意点
補償額が適切か要確認
登記簿がないため、評価額の根拠を別途提出する必要があります。
相続や売却の際に不便
火災保険は入れても、相続登記や売却時には「未登記」が問題になります。
融資や担保に不利
金融機関は未登記建物を担保にとれないため、ローン審査に影響する可能性があります。
登記しないまま放置するとどうなる?
火災保険に入れるからといって、登記をしないまま放置するとリスクがあります。
相続時に相続人同士で権利関係が複雑になる
売却がスムーズに進まない
将来、滅失登記や取壊し時に手間が増える
「火災保険に加入できた=問題なし」ではなく、登記を整えることが根本的な解決 になります。
まとめ
未登記建物でも火災保険に入れるケースはある
ただし追加書類や現地確認が必要になることが多い
保険加入できても、相続・売却では未登記が大きな足かせになる
「火災保険の加入はできたけど、登記の問題はそのまま」
こうならないように、早めに登記を整えておくことをおすすめします。
土地家屋調査士×相続診断士 竹内貞直のコメント
土地家屋調査士としての実務経験から言うと、火災保険は意外と柔軟に加入できますが、「保険加入できた=安心」と思ってしまう方が多いです。
保険会社によって未登記でも火災保険に入れるようですが、入った後、事が起こったときに、登記がないから満額降りないと言われる場合があります。
保険会社や担当者によりますが、本当に必要な時に保険が下りないなんて、何のための保険??となりますよね。そんなリスク下げるなら、建物登記をして、確実に、保険を掛けるのをお勧めします。
また、本当のリスクは相続や売却の場面で表面化します。
つまり登記の有無は生命保険の受取人設定と同じくらい大事と、――そう考えて、早めに対策していただければと思います。
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