未登記建物は売却できる?登記しないと売れない?土地家屋調査士が解説

古い住宅では、建物が未登記のままになっているケースがあります。

そのため、

  • 未登記建物は売却できるの?
  • 売る前に登記しないといけない?
  • 買主に問題はない?

といった疑問を持つ方も多いです。

この記事では、

  • 未登記建物は売却できるのか
  • 売却時に起こる問題
  • 登記した方がよい理由

を土地家屋調査士の視点で解説します。


未登記建物でも売却はできる

結論から言うと、

未登記建物でも売却は可能です。

法律上、建物の売買は

登記がなくても成立します。

そのため、

  • 未登記建物
  • 未登記の倉庫
  • 未登記の離れ

でも売買自体はできます。

ただし、実際の取引では
問題になることが多いです。


未登記建物の売却でよくある問題

未登記建物の売却では、次のような問題が発生することがあります。


①住宅ローンが使えないことがある

買主が住宅ローンを利用する場合、

金融機関は

建物の登記を確認します。

未登記建物の場合、

  • 担保設定ができない
  • 建物の存在を確認できない

という理由で

ローンが通らないケースがあります。


②売買契約の条件になることが多い

不動産会社が入る売買では、

次のような条件が付くことがあります。

「引渡しまでに建物を登記すること」

つまり、

売却前に登記を求められるケースです。


③登記簿と建物が一致しない場合

未登記建物の場合、

  • 建物がそもそも登記されていない
  • 増築部分が未登記

というケースがあります。

増築部分が未登記の場合については
こちらの記事でも解説しています。

「増築部分が未登記のまま相続したらどうなる?」


未登記建物は売却前に登記した方がいい?

結論としては、

売却前に登記する方がスムーズです。

理由は次のとおりです。

  • 買主が安心できる
  • 金融機関の審査が通りやすい
  • 売買トラブルを防げる

そのため実務では

売却前に登記を行うケースが多いです。


未登記建物の登記はどうやってする?

未登記建物の場合は

建物表題登記

を行います。

主な流れは次のとおりです。

1 現地調査
2 建物測量
3 図面作成
4 登記申請

この登記は

土地家屋調査士が行う登記です。

未登記建物の登記手続きについては
こちらの記事で詳しく解説しています。

「未登記建物の登記は自分でできる?」


未登記建物でも固定資産税は課税される

未登記でも、

固定資産税が課税されているケースは多いです。

市町村は

現地調査で建物を把握しているためです。

未登記建物と固定資産税の関係については
こちらの記事で詳しく解説しています。

「未登記建物は固定資産税どうなる?」


まとめ

未登記建物は

売却すること自体は可能です。

ただし、

  • 住宅ローンが使えない
  • 売買条件になる
  • トラブルの原因になる

ことがあるため、

売却前に登記しておく方が安心です。


未登記建物の登記についてご相談ください

  • 未登記建物を売却したい
  • 相続した建物が未登記だった
  • 増築部分が登記されていない

このような場合は
土地家屋調査士にご相談ください。

現地調査や資料確認を行い、
登記の方法をご説明いたします。

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※この記事は、未登記建物の相続・売却・登記相談の実例をもとに、
滋賀県大津市の土地家屋調査士が解説しています。

「自分のケースで登記できるのか分からない」
「書類が何も残っていない」
という段階でも問題ありません。

写真だけで判断できる。

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国土地理院|地積測量図・地図整備について
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