「相続放棄すれば関係ない」…と思っていませんか?
「親の家が古くてボロボロ、もう誰も住まないから放棄したい」
「負の遺産になるだけなので、建物も土地も放棄します」
最近、相続放棄に関する相談が増えていますが、未登記建物がある場合は要注意です。
• 建物が登記されていない
• 相続放棄をしても責任から逃れられない
• 気づかないうちに管理義務が残っている
というケースが実際に起きています。
この記事では、「未登記建物 × 相続放棄」のリスクと、今できる対策について解説します。
1.そもそも「未登記建物」とは?
建物が法務局に登記されていない状態のことを「未登記建物」と言います。
• 昭和以前の建物で表題登記されていない
• 増築したが登記していない
• 建築時に登記の必要性を知らなかった
などの理由で、登記されないまま何十年も経っているケースがよくあります。
外見上は立派な家でも、登記簿には“存在していない”という扱いになります。
2.相続放棄すれば不動産は関係ない?→甘い考えです
相続放棄は、家庭裁判所での正式な手続きが必要です。
これをすれば「法律上の相続人ではなくなる」ので、通常は財産も負債も引き継ぎません。
しかし、未登記建物がある場合には問題が…。
❌ 放棄しても“管理責任”が残る!?
相続放棄をしても、相続人だった事実そのものが消えるわけではありません。
そのため、誰も管理しないまま建物が倒壊・火災などを起こせば、「元相続人」に責任が問われる可能性があるのです。
3.未登記建物は「放棄」も「処分」もできない?
未登記のままでは、次のようなトラブルに発展します。
• 相続登記できない(登記がないため手続きの出発点が作れない)
• 他の相続人に名義を移せない(遺産分割協議書に反映しづらい)
• 第三者に売れない、壊せない(法的な所有者不明)
• 市町村から空き家の勧告を受けることも(特定空家指定など)
つまり、「放棄も処分もできないまま、管理義務だけが残る」という最悪の状態になりかねません。
4.未登記建物がある場合の対処法
✅ 相続を放棄する前に現状を把握
• 固定資産税の納税通知書が来ていないか
• 建物の登記があるかどうか
• 近所の方に状況を聞く(過去の解体や建築時期など)
5.相続放棄する前に相談を!
「とりあえず放棄すれば大丈夫」ではなく、未登記建物の存在を正確に把握してから動くことが重要です。
相続放棄をするにも、
• いつ・誰が・どこに住んでいたか
• 登記の有無や建物の現状
• 相続人間での認識のズレ
などを確認し、事前に対策を立てることで不要なトラブルを防ぐことができます。
💬【土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直コメント】
未登記の建物は、見た目では判断できず、相続時に突然“地雷”のように問題が噴き出します。
特に相続放棄をお考えの方は、「未登記=無関係」と誤解してしまいがちですが、実は放棄後も管理責任が残る可能性があるため要注意です。
放棄する前に、既登記・未登記の有無を調べ、必要に応じた処置を行っておくことが、ご家族にとっても安心な道です。
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