合筆登記とは?わかりやすく解説|隣接する複数の土地を1つにまとめる登記

「隣り合う土地をまとめて管理したい」ときに必要な手続きです。

合筆登記とは、登記簿上で2筆以上の隣接する土地を1筆の土地としてまとめる登記手続きです。
たとえば、「2つの土地を相続した」「購入した複数の土地を1つにまとめたい」といった場合に使われます。

✅ 合筆登記のメリット

メリット 内容
管理がラクになる 固定資産税の通知や登記簿の管理が1つにまとまります。
売却や相続手続きがスムーズに 1筆にまとめることで手続きが簡略化できます。
登記費用の節約になることも 将来の変更登記が1筆で済むため、費用削減につながることも。

🏡 合筆登記ができる条件

以下のような要件をすべて満たす必要があります。

条件 説明
所有者が同一であること 共有者の持分も含めて一致している必要があります。
地目が同じであること 異なる地目(例:宅地と雑種地)は合筆できません。
登記上、隣接していること 実際に隣り合っていても、登記簿上で隣接していないと合筆はできません。
登記内容に相違がないこと 地積測量図の有無や地積などに不整合があると合筆できない場合があります。

📝 合筆登記の流れ(当事務所にご依頼いただく場合)

現地調査・測量図等の確認
 登記情報、公図、測量図などを確認し、合筆の可否をチェックします。

合筆に向けた整備(必要な場合)
 場合によっては地積更正登記などの準備が必要です。

合筆登記申請書の作成・提出
 法務局に申請し、登記を行います。

登記完了・登記事項証明書の取得
 合筆が完了したことを確認し、新しい登記簿をお渡しします。

💰 合筆登記の費用目安

基本報酬+実費(登録免許税など)
 目安:3万〜8万円前後(税込)

※ 測量や地積更正が必要な場合は別途費用がかかります。

❓ よくある質問(Q&A)

Q. 合筆しても、現地の土地の境はなくなりませんか?
→ いいえ。登記簿上では1筆になっても、現地の境界が消えるわけではありません。

Q. 地目が違う土地を合筆できますか?
→ できません。まず地目をそろえるために「地目変更登記」が必要です。

Q. 合筆した土地を将来また分けたいときはどうなりますか?
→ 分筆登記により再び複数筆にすることは可能です。ただし、その際は改めて測量などが必要になります。

📌 まとめ:合筆登記は「土地を1つにまとめて管理したい方」におすすめ

合筆登記を行うことで、不動産管理がぐっとシンプルになり、売却・相続時の手続きもスムーズになります。
ただし、条件を満たさないと申請ができないため、土地家屋調査士による事前確認が重要です。

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📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


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