【大津市版】土地売却前に必要な費用一覧|測量・登記・諸経費を総チェック

「土地を売るのに、なんでこんなにお金がかかるの?」

土地を売却するとなると、
「売るだけだから、そんなに費用はかからないだろう」と思いがちです。

しかし実際には、

測量費用

登記費用

税金や手数料

など、事前に準備すべき費用が意外と多いのが現実。
大津市でも「売却した土地の名義が古くて測量が必要だった」
「未登記建物の処理で時間も費用もかかった」というご相談が増えています。

この記事では、土地売却前にかかる主な費用を一覧で整理し、費用感と注意点をわかりやすく解説します。

■ 土地売却前に必要な主な費用一覧(目安)

項目 内容費用相場(大津市)備考
境界確定測量費用境界杭の確認・立会・図面作成など30万~60万円隣接者の数・面積で変動
地積更正登記費用面積が登記簿と違う場合に訂正5万~10万円測量とセットで行うことが多い
表題登記・建物滅失登記未登記建物の登記または解体後の登記 3万~10万円 空き家売却時は特に注意
測量図・公図取得など登記簿や公図の取得など諸費用数千円~ 司法書士等への手数料含む
仲介手数料 不動産会社に支払う成功報酬 売却価格の3%+6万円(税別)上限は法律で定めあり
譲渡所得税・住民税売却益が出た場合に発生 ケースによる 税理士への相談推奨

■ ケース別:費用が高くなるポイント

● 未確定の境界がある
→ 隣地との立会い・官民境界の確定で追加費用10万~20万円程度発生することも。

● 空き家があるが未登記
→ 表題登記 or 滅失登記が必要に。登記しないと売却できない可能性も。

● 相続登記が終わっていない
→ まず名義変更(相続登記)が必要。司法書士・測量士への依頼が必要になるケースも。

■ 「土地を高く売る」には“整備コスト”がカギ

不動産会社によっては「測量が済んでいない土地」には
✅ 値引きを求めてくる
✅ 取引自体を避ける

といったこともあります。

逆に、あらかじめ整備・登記が済んでいる土地は
→ 売却価格が上がる、または早く売れる傾向にあります。

測量・登記はコストではなく“資産価値を高める投資”でもあるのです。

■ 大津市で土地売却を検討中の方へ

当事務所では、

測量・登記に関する初回相談無料

売却を見据えた整備のアドバイス

必要であれば不動産業者・税理士のご紹介

など、「売る前の準備段階」からトータルでサポートしています。

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📚 参考リンク(公式情報)

法務省|相続登記の義務化
国土地理院|地積測量図・地図整備について
日本土地家屋調査士会連合会|調査士の業務とは

※この記事は、滋賀県大津市の土地家屋調査士・相続診断士 竹内貞直が、相談事例をもとに解説しています。


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